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A信頼性と妥当性 ☆信頼性 その検査が有している正確さや一貫性の程度を指す。以下の3つの側面から検討される。 ●再現性(安定性) 検査を繰り返し行っても同じ測定値が得られる程度のこと。一定の期間をおいて検査を行う再検査法が用いられる。ここで得られた数値より標準誤差を算出し、推定する。 ●等価性 当該検査と類似した構成概念をもつ検査との相関の高さ、すなわち信頼性係数によって推定される信頼性の程度のこと。この手法は平行検査法(代理検査法)とよばれる。 【信頼性係数】 要は相関係数のこと。よって、その値は0〜1を取り、0,7以上得られれば信頼性が高いとする。また、相関係 数の特質上、項目数を増やせば信頼性は高まるということになる。 ●内的整合性 検査尺度内の各項目間の相関の高さによって推定する信頼性の程度のこと。主に以下の4つがある。 【折半法】 項目群を2つに分け、両群の相関係数を算出する方法 【クロンバックのα係数】 項目群を可能な限り組み合わせ、その全ての相関係数を算出し、平均値を指標とすること。 【クーダー=リチャードソンの第21公式】 2件法の質問紙で用いられる信頼性係数を求める方法 【Cohenのκ(カッパ)係数】 質的分析において、2名の評定者間の一致率を算出する方法。 ☆妥当性 検査が、その意図と目的に沿ったものを測定している程度のこと。信頼性とかぶる部分も多く、妥当性が高ければ一般的に信頼性も高く、一部が高くても信頼性が高いということもある。ただし、逆はない。妥当性には以下のような種類がある。 ●構成概念妥当性 その検査のもつ概念の正確さや、その概念を正確に測定できる程度のことをさす。以下の3つによって推定される。 ・収束的妥当性:似た検査との相関の高さ ・弁別的妥当性:理論的に異なる概念を扱う検査との相関の低さ ・因子的妥当性:因子ごとの収束性、あるいは弁別性の高さ ●基準関連妥当性 他の検査との一致率から判断する妥当性の程度のこと。他の検査との実施時のパターンから2種類に分けられる。 ・並存的妥当性:当該検査と他の検査を同時に実施。 ・予測的妥当性:当該検査を先に行い、他の検査を後で実施。 ●内容的妥当性 複数の専門家が独立に主観的に判断し、その一致率から判断される妥当性の程度のこと。 ●表面的妥当性 被検者が一貫性を感じ、動機づけが高まる程度のこと。真の妥当性とは無関係。 ●交差妥当性 似た他の検査が意味のある統計的パターンを有する場合、当該検査にも同じパターンがみられる程度のこと。 ●内的・外的妥当性 内的妥当性とは概念を構成する理論の正当性や因果関係を説明できる程度のこと。外的妥当性はさらにそれをより一般化できる程度のこと。大人に言えることは子どもにも当てはまるかみたいなやつ。 |
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